一般社団法人 全日本ノルディック・ウォーク連盟 会長
三木哲郎(みき・てつろう)
- 大阪大学 医学部卒 (医学博士)
- 阪和第一泉北病院 認知症疾患センター長
- 愛媛大学 名誉教授
- 京都大学 元特任教授
- 日野原重明記念「新老人の会」大阪 世話人代表
- 前 大阪府ノルディック・ウォーク連盟 会長
- 元 愛媛県ノルディック・ウォーク連盟 会長
この度、初代会長の宮下充正先生の後を引き継ぎ、会長職を拝命しました三木哲郎と申します。宜しくお願い致します。
私もこの4月で75歳になり後期高齢者の仲間入となりました。
学生時代は医学部山岳部に所属して山登りばかりしておりました、1975年春に卒業してネパールのエベレスト街道他にトレッキングに行きました。翌年の1976年には、大阪大学山岳会のカラコルム遠征隊に医師兼隊員として参加し、未踏峰のアプサラサス峰(7245m)に登頂することができました。
帰国後、大阪大学に新設されました「老年病医学講座」に入局しました。当時の男性の平均寿命は72歳でしたが、福祉・保健・医療領域の貢献があり現在の男性の平均寿命は82歳前後まで延伸しております。
大学での研究テーマは、老化を制御する遺伝子の探索とその臨床応用でした。老化や認知症を促進する遺伝子の同定などを行いました。1998年に愛媛大学に新設されました「老年医学講座」に初代教授して赴任しました。16年間の在籍中に、愛媛県の老年医学、脳神経内科学、総合診療学の基盤整備を行いました。そして、2014年に大阪に帰って来ました。愛媛時代に松山でノルディック・ウォークを立ち上げられた松本陽子先生の御指導の下で活動を開始しました。
宮下先生に初めてお会いしたのは松山でした。松山沖で宮下先生が釣り上げられたアジ他をつつきながら乾杯したのを覚えています。宮下先生が築かれた伝統ある全日本ノルディック・ウォーク連盟という立派な組織をさらに発展できる様に努力したいと考えています。
以上、「私の履歴書」のような文書になりましたが、御鞭撻・御支援のほど宜しくお願い致します。
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